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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
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 5月24日  合理は不合理。


  無尽蔵・・・、こんな言葉が頭へ思い浮かぶ程に続いた今年の雪代も昨日から藤原ダムの放水状況を見る限りは今度こそ終息に向かっていると安堵したとしても、残すところ5月も一週間と迫り利根鱒の遡上する残り僅かの最盛期に釣り人は夜明け前から場所取りとばかりに殺到し、やがて5m間隔に立ち並んではラインを交錯させながら黙々と出会い頭の時を延々と待ち続け、こうした浅ましき異様な事態を避けた真っ当な釣り人は、まるで “ 競争社会 ” にでも負けたかの如く締め出される格好となって、敢え無く目的も果たせないと言った苦々しい現状は関東いや、何も日本に限られてはいなかったとは驚くどころか、寧ろ恐ろしく思えてしまった時点で既に ” 負け ” が決まっている・・・??。(笑)



 

  斯くして、前回に触れたシューティング・ヘッドへの好みが変わり始めている一件に関して追加すると、実はキャストとの係わり以前にも元々は釣りを行う上で川に流れる姿勢には常々から大いに不満を持った一方、これに対しては自身の主義・流儀を貫徹させるに際し、先ずはキャストを優先させる必要があるとしてシュートによってヘッドが着水した後にはメンディングを加え流水を受ける姿勢を修正させ、また、こうした操作自体も如何なるヘッドを使った場合でも絶対的に必要として納得させていた面もあった。



  ところが、前回の通りシングルハンド・ロッド等によって一般的な形状に近いシューティング・ヘッドを使い始め、ふと練習の最中に流れる様子を試した際には、如何にしてもAFSの不自然極まりない動きとは明らかに違った綺麗な姿勢を保つ傾向が格段に見られ、これらはキャスティングを優先させ、これに特化させた設計のラインは魚を釣る時点では一転して不利に働き、同じシューティング・ヘッドを使った釣りでありながら、キャストの方法をオーバーヘッドからスペイへと変えた途端に魚が釣れなくなったと感じる場合は使ったヘッド形状による影響が大きく左右していたとも考えられ、AFS等に代表されるヘッドは太く設定されたリア側部分に流れる水の作用を強く受けてしまい漂う姿勢も悪い為、先を例に挙げると本来ならば前後を逆に使うべきなのだが、これではスペイキャストのヘッドとしては全く適さないから世の中は上手く行かない・・・。







# by hisuycast | 2012-05-24 15:01 |   回   想
 5月22日  転生我流。

  「 所、変われば品が変わる。」 とは良く言ったものの、時が変わっても品が変わり、この最たるが個人的にはシューティング・ヘッドが挙げられ、長らく好んで使ったリオのAFSに関しても一年半程前からだったか俄かに不満を募らせ始めた要因は時の変遷によって技術が高まったに尽き、以前ではリア側寄りが極端に太いテーパー設定の恩恵を受けて初めてキャストが成立していた面があった。



 ところが、今年に入りシングルハンドや12ft半のセミ・ダブルハンド・ロッドによる撮影の際に映像上の視認性を高める為に用いた通常テーパーに近い2つの番手を組み合わせた程度のシューティング・ヘッドを暫く使っている内、何時しか一流メーカーが高度に開発設計された筈のAFSを使った場合にはシュートの時点で若干の違和感を覚え始めると、実は現在のフォームとAFSは相性が良くはないのでは・・・、とすら考え始めると、一旦は絶大なる信頼をも寄せたAFSが俄かに嫌い始めているから困る。(笑)



  これは、どうも近頃にAFSを使った場合では極僅かながらシュートの時点でヘッドに対して回転させる作用を思いの外に与えてしまっている印象を受け、これらは慣れ等によって修正可能な些細な事象に過ぎないとしても、現フォームである “ 下段突き ” の直線的な軌道である第二段階の操作をヘッドに与える際、リア側が太く重い設定のテーパー設計によって、シュート動作の第一段階である引き下ろす動きが幾分でもロッドに残ったまま先の第二段階へと移る傾向が強まってしまい、これに伴ってロッドのティップが下へ垂れ下がり気味となっているのでは思えてしまう為、結局はオーバーヘッド・キャスト用のシューティング・ヘッドに少々の手を加えた程度の形状で充分だったとするならば、これまで度々に渡って追い求めたシューティング・ヘッドも市販される中には益々目星しい商品が見当たらずに困り、いっその事、改造を前提としても各重量と各シンクレートを持った極々普通のシューティング・ヘッドで充分と感じるのだが、こんな商品では宣伝文句や説得力にも欠き全く売れないのだろう。(笑)




# by hisuycast | 2012-05-22 13:28 |   回   想
 5月20日  非情の利根。

  環指の挫滅により連動する中指と小指までもが不自由になると、右手本来の機能も軽々と三分の一には低下した印象が強く、この状態から逃れる手立てとしては既に邪魔な存在でしかない指の切断と考えていたものの、今では弱いながらも中指と小指が巻き付いて握る力が徐々に甦り、一時は諦めていた釣りが一ヵ月の中断程度で済むとは全く思いもよらず、人間が持った対応力にも驚かされ、やがては右腕によるシングルハンド・ロッドのキャストも苦にはならないだろう。



  斯くして、先日は待望の釣り再開となった舞台は利根大堰下流の群馬側へは通勤グランプリも終わった午前9時近くにのんびりと到着したものの、一旦は終息期に見えた利根川の水位は再び上昇した上、少し前、茨城を襲った竜巻を生んだ気象条件の再来と共に猛烈な風が吹くとの予報から、結果にも期待は出来ず、また釣りすらも儘ならない無駄な悪足掻きとは多くの釣り人が察知したのか、日頃から何かと人気を集める埼玉側のルアー釣りも思いの外に少なく午後には数名になったと言った随分と手荒い再開の出迎えだった。(笑)



  しかしながら、元々の地形形質によって水質の良い傾向にある群馬側では時折はペットボトルやビニール袋の流下が見られる反面、意外と濁りの度合いも低く大して気にならずに済み、また残る懸念の風に関しても強まる時間は予報よりも遅れ、その風速も後日の気象データによると7m程度に留まっていた上、その向きも川沿いではなく、幾分ながら背後から吹き付けた方向が大きく幸いし、増水によって選出していた殆どが鉛質のシューティング・ヘッドではランニング・ラインのトラブルに度々見舞われながらも対応する感覚も戻るに従い想像以上に釣りとして成立し、こうした面では幸運だったのだが、相変わらず魚さしき反応は一切ない情け容赦ない利根が相手では早くも屈服したい心境になるから、必ず進展が見られる練習に徹した日々は精神的には遥かに楽だ。(笑)



# by hisuycast | 2012-05-20 12:14 |   釣   記
 5月17日  捻りから生じる遠心力。


  シングルハンド・ロッドの練習で新たに加わったシングル・スペイについては、Dループ上半分と下半分のラインに一体どの様な作用が働いているのか等と言った難関な事柄を考えていたものの、少なくとも5月10日に記述したスィープの段階から角度変換を開始する方法の場合に於いては単純な考えで事足り、要は横方向のアンカー位置を如何にして身体側へ引き寄せるかに尽きるとの結論へと達していた。



  これらも以前の内容と重複し、ジャンプ・ロールはラインを直線状に伸ばした体勢からスィープする事から、ペリーポーク等と比較する限りラインの移動する距離、時間も長く横方向のアンカー位置は操作の過程からも身体から離れる傾向にある上、更に角度変換を伴うシングル・スペイではスィープ時点から身体を横へ捻る動きによる遠心力を発生させ、アンカー位置は益々身体から離れてしまい、これがシュート以降に悪影響を与えているに尽き、先日の高麗川で対岸寄りの下流から風が吹き上げる場面に度々出くわすと、スィープから風に流されたラインの先端を脇に挟む程の感覚を覚えた際に初めて納得の出来るシュートが達成されると、過去にも紹介していながら何時しか忘れ去っていた一件を今回も活用出来ずにいた。(笑)

  その一方、風に頼らずにアンカー位置を身体の直ぐ横へと引き寄せる操作をロッドに対し与えてしまった場合では、通常とは著しく早い段階からロッド・ティップを上昇させてはアンカー切れを誘発する事から、この動きに関しては従来通りの操作を維持する必要があり、ここに生じた矛盾点に加え、更に解決させる方法までが当日の間では皆目見当が付かなかったが、ここから数日が経過して漸く見出した打開策は以下の動画によって一目瞭然と思え、キャスターであるキャロン・チームのジェラルドがスィープによる角度変換させる操作と同時に、腕を畳みつつ身体全体を後方へと仰け反る動きを与えており、これによって上体を横へ捻る際に生じたさせては横方向のアンカー位置を制御し身体近くへと導いていると、これらを早速これを取り入れた練習としたい所でも、次回から釣りが再開された場合は再び忘れてしまうかな・・・?。(笑)
















# by hisuycast | 2012-05-17 15:13 |   修   行 ( 片腕 )
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